ライヴDVDとは
Perfumeの最新ライブDVDを再び見たり。やっぱり映像としては今一つ。武道館ライブと違って何度も観たいと思わない、つーか、通して見れない。昔NHKのヤングミュージックショーってのがあって、ギターソロでギターリストを写さないNHKのダメっぷりに辟易とした思い出があるが、それに近い感じで、とにかくかゆいところに手が届かない映像。好きなバンドのライブ映像は沢山見てきたけど、これほど鬱陶しいのは初めてですわ。本人たちは素晴らしいのに残念、としかいいようがない。ライブ映像に編集者の感性など全く不要ということが確認できる一品。表現したいのなら別の作品にしてくれって感じ。PoliceのSynchronisity tourはギリギリ。ZeppelinのThe song remains the sameもギリギリ。でも演者は悪くない。
あれだけカメラを回しているなら、いっそのことファンに編集させればよいんではないか。撮り手の感性ではなく、ファン、あるいは購入した人間が何を望んでいるか、ということを普通に判断できる人間が編集すれば、少なくとも及第点のビデオになったと思うんだけどねん。観客目線の映像がライブ観だと勘違いしているのか。一度客席で観てみろ。僕も行ったけど、隣のデブが鬱陶しかった思い出しかない。悪夢。
とにかくだね、普通はアーティストの出来・不出来が議論になるのに、編集の出来が賛否両論のライブDVDって何それ?って感じ。
Perfume Second Tour 2009『直角二等辺三角形TOUR』 [DVD]
- 出版社/メーカー: Tokuma Japan Communications CO.,LTD(TK)(M)
- 発売日: 2010/01/13
- メディア: DVD
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